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シャッターレス小型遠赤外線カメラモジュール
LW10シリーズ LW10F12-ET
f=13mm(水平画角12°)
TAMRON
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タムロンでは温度変化時の温度再現性に優れたアモルファスシリコンを使用した遠赤外センサーを採用し、
これまで培ってきた画像処理技術、光学技術を融合させて、
メカニカルシャッターによるキャリブレーションを必要としない「シャッターレス遠赤外線カメラモジュール」を開発しました。
幅広い温度管理用途でご使用頂くために、3種類の異なる焦点距離のレンズを搭載した遠赤外線カメラモジュールを取り揃えております。
ラインナップ
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● フォーカス調整機構搭載
● フォーカス調整機構搭載
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■見積・注文については、お問合せ下さい。 fujiwara@ff-net.jp(担当:藤原)
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遠赤外線センサー搭載
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● 80×80画素の遠赤外線センサーを搭載
● 撮影ターゲットの熱エネルギーから画像を生成するため、
照度の影響もなく、光がない環境下でも撮影可能
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異なる焦点距離のレンズを搭載した製品ラインナップ
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● 広角から中域の焦点距離を3ラインナップでカバー
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● フォーカス調整機構搭載
● フォーカス調整機構搭載
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マルチ画像ストリーム出力
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■ 出力映像信号は、独自の遠赤外線カメラ通信プロトコルを採用
非圧縮の16bit温度画像出力、8bit諧調画像出力、16bit温度画像と8bit諧調画像の同時出力の3種類のフォーマットが選択できます。
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熱画像と温度計測の両立を実現
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● タムロン独自の温度演算処理により、
画素毎の温度計測(※)を実現、熱画像と温度データの両方を出力
● 測定対象温度0℃〜60℃において温度精度±2℃を実現
※LW10F90-Eは中心部領域のみの温度計測
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カメラ制御および画像処理機能
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● タムロン独自のコマンドによるカメラ制御機能を搭載
● 3DNR、2DNR、諧調圧縮モード制御などの画像処理機能を搭載
※DNR(Digital Noise Reduction):デジタルノイズリダクション 3DNR:255段階設定、2NDR:On/Off
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シャッターレス機能搭載(シャッターレス NUC 方式)
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● シャッターレスのため、シャッター音が発生せず、途切れのないスムーズな画像出力が可能
● メカニカルシャッターを搭載していないため、シャッターに起因する機械的な故障が生じません
シャッターレス NUC(Nonuniformity Correction)方式を採用しており、シャッター機構を必要としません。
また、独自の NUC 及び温度演算方式を搭載しています。
環境温度の変化に対して自動的に補正をかけることにより、高画質を保持しながら、高い温度測定精度を維持しています。
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防塵・防水仕様
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● 様々な産業用途へ対応するため防塵・防水機構を採用
● IP67相当の構造
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■製品スペック
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LW10シリーズ 共通仕様 |
センサー素子 |
非冷却マイクロボロメーター(8〜12μm) |
センサー温度分解能 |
Typical:80mK Max:200m (雑音等価温度差)K |
有効画素数 |
80(H)×80(V)ピクセル |
スペクトル波長 |
8μ〜14μm |
ピッチサイズ |
34μm × 34μm |
フレームレート |
1,2,4,8fps(切替) |
画像出力 |
8bit諧調の赤外線熱諧調画像 |
温度出力 |
上記熱諧調画像に相当する 16bit温度データ出力 |
インターフィス |
10BASE-T/100BASE-TX Ethernet(UDP)/M12 8ピンコネクタ(専用防水ケーブル付属) |
接続方式 |
8ピン防水端子 付属専用防水ケーブルを接続 |
通信プロトコル |
TAMRON独自の遠赤外カメラ通信プロトコル |
電源 |
Ethernet:PoE(IEEE802.3af) |
消費電力 |
最大1.5W |
カメラ固定部 |
底面 1/4-20UNC 深さ6.0mm(インチネジ) |
耐振動、耐衝撃規格 |
3G(10Hz 〜 55Hz XYZ方向)、70G |
防水、防塵規格 |
IP67 相当 |
不要輻射 |
VCCI Class A準拠で試験(フェライトコアを推奨) |
静電耐圧 |
モジュール全面に±10KVまで 重大な誤動作のないこと、かつカメラは自動復帰すること |
付属品 |
専用防水ケーブル(2m) |
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LW10F12-ET 仕様 |
焦点距離 |
13mm |
画角 |
水平・垂直12° 正射影 |
Fナンバー |
1.1 |
ピント調整 |
無し |
合焦範囲 |
20cm 〜 ∞ |
画像・温度領域 |
全域(80pixel × 80pixel) |
画素欠陥補正 |
タムロン独自の画素欠陥補正有 |
熱画像 出力開始時間 |
電源ON後約10分 |
熱画像 性能保証温湿度 |
0℃〜60℃/20〜80% |
熱画像 動作保証温湿度 |
-20℃〜70℃/20〜80% |
温度計測 開始可能時間 |
電源ON後約15分 |
温度計測精度 |
±2℃以内 被写体温度10℃〜60℃(10℃〜40℃環境下) |
±5℃以内 被写体温度10℃〜100℃(0℃〜60℃環境下) |
精度不問 被写体温度0℃以下及び100℃以上 |
大きさ |
46 × 46 × 70.9(mm) |
重さ |
約227.4g |
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■外観寸法
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■遠赤外線カメラ(サーモカメラ)のメリット
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長波赤外(8000nm〜15000nm)により、熱源や状態を可視化することで、
熱変化状態の把握、生体の認識、相対表面温度の計測が可能。
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■画角12°(LW10F12-ET)の用途例
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■アプリケーションについて
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効率よくカメラ画僧・温度表示・制御して頂くために開発した専用アプリケーションソフトウェアを用意しております。
フリーソフトとして、個人利用、商用利用を問わずに無償でご使用頂けます。(著作権はタムロンに帰属)
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● Model の選択
● IPアドレスとPort番号の設定
● Password入力
● Link 接続
● Image Parameter(3NDR,2NDR,諧調圧縮,ガンマ補正)
● FPS(フレームレートの設定)
● Stream mode(ストリームモードの設定)
● User mode(静止画、動画、CSVデータの記録)
● Factory Reset(Image Parameter、FPS、Stream modeの設定を工場出荷時の値に戻す)
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■SDK(ソフトウェア開発キット)について
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LW10シリーズ用のPCアプリケーションをお客様で開発頂くためのSDK(ソフトウェア開発キット)を用意しております。
Stremパケットから16bit温度データ及び8bit諧調データの取得やカメラの制御を行うためのユーザインタフェースを提供します。
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● SDKの内容:SDK本体ソースコード、ヘッダファイル
● 動作環境:Windows7以降のOS、2GB以上のメモリを搭載するPC
● 開発環境:Visual Studio 2013以降のMicrosoft Visual C++
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ファンクション |
SDKの初期化 |
SDKの初期化を行います |
Ethernet 通信設定 |
カメラと Ethernet の通信設定を行います |
Stream Start / Stream End コマンド送信 |
Stream Start、或いはStream End コマンドを送信します |
カメラとの接続中断 |
カメラとの接続を中断します |
SDK の Close |
SDK を Close します |
User Password 設定 |
User Password を設定します |
Login コマンド送信 |
Login コマンドを送信します |
ユーザ編集コマンド文字列送信 |
ユーザ編集したコマンド文字列を送信します |
1Byte コマンド送信 |
1Byte コマンドを送信します |
文字列コマンド送信 |
文字列コマンドを送信します |
HEXコマンド送信 |
HEXコマンドを送信します |
画像処理パラメータコマンド送信 |
画像処理パラメータコマンドを送信します |
IPアドレス設定コマンド送信 |
IPアドレス設定コマンドを送信します |
8bit 諧調画像取得 |
8bit 諧調画像を取得します |
全画素温度(℃)取得 |
全画素の温度を取得します |
1画素温度(℃)取得 |
指定した1画素の温度を取得します |
画素位置の座標変換(画素座標→RESIZE 座標) |
画素位置の座標変換(画素座標→RESIZE 座標)を行います |
画素位置の座標変換(RESIZE 座標→画素座標) |
画素位置の座標変換(RESIZE 座標→画素座標)を行います |
疑似カラー画像変換 |
疑似カラー画像に変換します |
RGB フォーマット録画の初期化 |
RGB フォーマット録画の初期化を行います |
RGB フォーマット録画の開始 |
RGB フォーマット録画を開始します |
RGB フォーマット録画の終了 |
RGB フォーマット録画を終了します |
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■見積のご依頼・ご質問・ご相談・ソリューションについて
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LW10シリーズに関する見積のご依頼、ご質問、ご相談は
fujiwara@ff-net.jp(担当:藤原)へお願い致します。
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● LW10シリーズの仕様や技術的な質問(無償)
● LW10シリーズ、もしくは周辺機器の機種選定(無償)
● LW10シリーズの設置方法、固定治具の特注製作(相談:無償、製作:有償)
● LW10シリーズの運用方法について(無償)
● LW10シリーズを使用したシステム構築について(相談:無償、設計:有償)
● LW10シリーズを開発について(相談:無償、開発:有償)
※メール、もしくは電話での対応となりますが、打合せや現地調査が必要な場合はご相談下さい。
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